Apr 25, 2010
盆栽のイメージが変わった
父が飼っていた盆栽は松だけで、私はきれいな花も皮脂ではなく、実もつけない地味な鉢程度にしか思っていませんでした。最近の盆栽は松だけではない、桜と梅の花と葉とカラフルなのを知っている木のフィギュアのように関心が湧いてきました。小さな植木鉢の中で、四季を感じることができます。花より長く楽しむ栽培の形を変える奥の深い盆栽です。盆栽と聞くと、父の趣味、陳腐なイメージがまだ定着しているのかもしれない。さらに、お手入れも大変そうな声も聞こえそうだ。しかし、ガーデニングブームのおかげで、若い世代には、ミニ盆栽の形に盆栽が反映されてきた。名前の通り、ミニのために場所をとらないし、玄関などに飾られ、一人暮らしでも簡単に盆栽を楽しむことが可能だ。やはり日本人、日本風のミニ盆栽をインテリアとして導入すると、ほっこり癒しの空間があること間違いなしだ。
東日本大震災で発生した岩手、宮城の災害廃棄物(がれき)を発生地以外で処分する広域処理について、環境省の調査で、復興のカギとなる災害廃棄物の受け入れが困難な状況が明らかになった。津波や地震で発生した災害廃棄物を、原発事故で汚染された放射性廃棄物と混同し、自治体が受け入れに難色を示していることが背景にある。
広域処理の対象となるがれきは、事前に放射線量を測定し、埋め立てや焼却処分にしても安全なレベルのものに限られる。
環境省の基準によると、焼却灰では放射性セシウム濃度が1キロ当たり8000ベクレル以下なら通常の廃棄物と同様に埋め立て処分できる。この濃度の焼却灰を扱う作業者の被ばく量は、年に1000時間作業したとしても0.78ミリシーベルトで、一般人の年間被ばく限度(1ミリシーベルト)を下回る。また、焼却前の状態でセシウム濃度が1キロ当たり480ベクレル(別の型の炉は240ベクレル)以下なら、焼却しても基準以下となる。岩手県内の6地域の調査では、災害廃棄物のセシウム濃度は1キロ当たり46〜104ベクレルと、許容限度の5分の1〜半分以下だった。
調査は当初、10月21日を締め切りとしたが、自治体側に誤解や不信感が根強く、回答期限の延期を求める声が相次いだため1週間延期した。環境省は自治体への説明などを続けているが、結果を見る限り奏功しているとは言いがたい。
宮城県石巻市の担当者は「今後も多くのがれきが発生するが、置き場がない。県外での処理をお願いしないと復興が進まない」と訴える。復興の前提となるがれき処理を急ぐため、国には自治体や住民に対し、安全性に関する丁寧な説明が求められる。【藤野基文】
【関連記事】
【岩手から東京へ】がれき搬出始まる
【放射性物質への不安から】がれき広域処理「搬入可」54市町村のみ 4月から激減
【がれき処理、長期化】仮置き場確保で難航 「環境悪化」、一部で住民反対
【トロール漁船に海中のがれき】三陸の再生阻む 宮古
【仮置き場から動かせず…】高校わきにがれきの山…生徒らに不安広がる 石巻
◇周辺自治体に再度支援要請
受け入れ先が決まらず可燃ごみの収集ストップが秒読み状態となっている東京都小金井市で1日、佐藤和雄市長(54)が突然、辞意表明し衝撃が広がった。市長選の際に周辺自治体へのごみ処理委託を「ムダ遣い」と主張したことが基で辞職に追い込まれた形だが、辞職でごみ問題の展望が開ける保証はない。
1日夕の辞職会見で佐藤市長は「ごみ問題について認識が甘かった」と述べた上で「事態打開に向けて取り得る最大限の責任を考えた時、この職を辞するほかないと本日決意した」と理由を説明した。「新しい処理施設の建設について、確かな足取りを示せないことへのおわびでもある」とも述べた。
佐藤市長は同日午前、議会に退職申し出書を提出後、昭島市を訪問し、北川穣一市長に今後の支援を要請した。佐藤市長によると、北川市長は「市議会にも相談し、判断したい」と述べたという。多摩川衛生組合(稲城、狛江、府中、国立の4市で構成)をはじめ、八王子、日野、国分寺の各市にも足を運び、支援を求める。
しかし、受け入れを表明した自治体はなく、搬出枠を使い切るとされる15日以降、市がごみ収集を続けられる確約はない。佐藤市長は会見で「窮地にある小金井市を人道的立場から救っていただけるよう各地自体にお願い申し上げます」と訴えた。次の選挙の出馬について問われると「念頭にない」と答えた。
小金井市と府中、調布の3市で設立した二枚橋衛生組合の焼却場は老朽化で07年3月に稼働を停止。新施設建設の見通しが立たない中で、小金井市は他市の広域支援によってごみ処理を進めてきた。
新施設に関して小金井市は10年3月、府中、調布両市の了承を得ないまま焼却場跡地への新焼却場建設を決めたが、用地買収のめどは立たず、周辺住民の同意も得ていない。
4日開かれる多摩川衛生組合の正副管理者会議に佐藤市長は出席し、追加支援を要請するが、管理者の高橋勝浩・稲城市長は「現時点でコメントすることはない」としており、先行きは不透明なままだ。【町田結子、中川聡子、迫修一】
………………………………………………………………………………………………………
◆小金井市のごみ処理をめぐる動き◆
1957年 2月 小金井、調布、府中の3市で二枚橋衛生組合発足
2004年 5月 小金井市が国分寺市に共同処理で協議を申し入れ
11月 調布市は三鷹市と共同処理、府中市は二枚橋以外で一括処理、小金井市は新たな団体と共同処理−−の方針決まる
06年 8月 小金井、国分寺2市で支援の覚書締結
11月 小金井市が「09年2月までに建設地決定」と国分寺市に通知
07年 3月 二枚橋の全焼却炉停止
4月 国分寺市などの広域支援開始
08年 6月 小金井市の市民検討委が新施設候補地に二枚橋跡地を答申
10月 小金井市が二枚橋跡地買い取りを表明するが交渉難航
09年 2月 国分寺市が受け入れ拒否表明
4月 「人道的支援」を理由に八王子市が受け入れ表明。西多摩衛生・多摩川衛生組合、日野、昭島など周辺自治体にも広がる
11年 4月 佐藤和雄市長、当選
11月 ごみ処理問題の混乱で佐藤市長が引責辞職(12日付)
WriteBacks
writeback message: Ready to post a comment.