Dec 01, 2008
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◇打撃戦と神経戦、柔軟に
夏春通じて初の甲子園出場を決めた至学館ナインは2日、甲子園に向け、同校を出発した。愛知大会では延長サヨナラ勝ちなど劇的な試合が多く、最後には春のセンバツ優勝経験のある愛工大名電を破って夏切符をつかんだ至学館ナインの特色を、愛知大会を振り返りながら探った。
麻王義之監督が「打撃のチーム」というように、愛知大会では6試合中3試合で10点を奪った。準決勝の豊川戦では、六回表に5点を奪われ1点差に詰め寄られたが、その裏に4点を奪った。
派手な展開がある一方で、準々決勝の菊華戦ではロースコアの延長戦を制し、サヨナラ勝ちした。決勝も、序盤は互いに本塁打が飛び出す打撃戦となったが、大雨による中断後は守り合う展開となった。
打撃戦にもロースコアの神経戦にも対応できる柔軟さは、麻王監督の掲げる「全員野球」の成果だ。
投手は6人がベンチ入りし、多い時は5人が継投した。野手の交代もいとわない。決勝では長打力のある手崎椋介選手(2年)が先発したが、本塁打を放つと守備力のある水谷太地選手(2年)に交代した。
麻王監督は「走攻守と三拍子そろった選手はなかなかいない。代わりにそれぞれの長所を磨くことにした」と言い、「ベンチ入りした選手全員が出場する新しい高校野球のスタイルを、甲子園でも見せたい」と意気込む。
ただ、甲子園ではベンチ入りメンバーが地方大会の20人から18人に減ってしまう。いかにカバーするかが、甲子園で躍進できるかのカギとなりそうだ。【岡大介】
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<至学館の愛知大会戦績>
3回戦 10−7 同朋
4回戦 10−9 愛産大工
5回戦 4−0 小牧
準々決勝 2−1 菊華
(延長十四回)
準決勝 10−7 豊川
決勝 4−3 愛工大名電
8月3日朝刊
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日本を代表する書家、鈴木翠軒の「翠軒流」に学ぶ「第3回書翠会展」が2日、名古屋市中区の市民ギャラリー栄で始まった。7日まで。入場無料。
毎日書道展審査会員の石川紫水さん(61)が主宰する同会の作品展。淡墨の流麗な文字で知られる翠軒流を基にした会員らの46点が展示されている。
一人一人が漢字、かななどのさまざまな部門をこなして表現の幅を広げるよう練習しており、スポンジを使って書いた「八社」や、跳びはねているようにも見える「兎」など、新しい表現にも挑戦した。高校生の選抜作品10点も展示している。石川さんは「書のリズム感や文字の流れ、造形の面白さを感じてほしい」と話す。【岡村恵子】
8月3日朝刊
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名古屋市議会は2日、議会報告会開催など議会広報活動強化のための予算約1780万円を9月補正予算に盛り込むよう求める文書を、河村たかし市長に提出した。河村市長は「血税なので、お手盛りと言われないように費用対効果を余程考えなくてはいけない」などと述べ、慎重な姿勢を崩さなかった。
市議会は市に対し、議会報告会開催費(329万円)や広報紙「市会だより」の例月化(1303万円)、区役所などでの議会広報番組の放送(147万円)を要求している。中村孝太郎議長(減税日本)と中田千津子副議長(自民)、田山宏之議会運営委員長(減税日本)が河村市長と面会し、文書を渡した。
議会報告会は昨年4月に市内5カ所で開かれたが、その後は市長が「政務調査費で開けばいい」などと議会側の要求を拒み、開催されていない。
中田副議長は「市政報告書を配り、報告会も開いているが、全区民には行き渡らず限界がある。議会報告会であれば全会派が並ぶので、政党に関係なく議会として市民に受け止めてもらえる」と必要性を訴えた。1期目の中村議長は「個人で開く報告会は30〜50人規模で、自分自身の支援者が中心にならざるを得ない」と説明したが、河村市長は「それは努力して増やしていくのが政治だ」と一蹴した。
これに先立ち1日、市議会総務環境委員会で、市長に議会報告会開催予算を認めるよう求める請願が賛成多数で採択された。最大会派の減税日本ナゴヤは、会派としては請願採択に反対しているが、委員会では会派内で意見が割れ、4人のうち2人が賛成した。【福島祥】
8月3日朝刊
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